電磁リフティングロール(EROLL型)

電磁リフティングロールとは、電磁石を内蔵したマグネットローラのことで、主に鉄鋼関連設備の高速振り分けに使用されています。


電磁リフティングロール

1.寸法 2.仕上 3.規格
D:ロール外径(mm)
L:ロール長さ(mm)
無記号:標準
C:クラウニング仕上
IH:高周波焼入れ
M:外周硬質メッキ
CE:CE規格対応品
UL:UL規格対応品
CCC:CCC規格相当品
4.電磁石の電圧 5.オプション  
無記号:DC80V
DC[  ]V:電圧を指定
フォーシング[  ]%  
選定する場合、ケーブルの種類、コネクタの有無等、別途御指示下さい。

 

EROLL-211Dx2050L-DC40V-500%
製作例:EROLL-211Dx2050L-DC40V-500%

通板の高速振り分けに最適

 主に製鉄ラインでのパス振分け用として使用されています。
 下図において、左側から通板されてきた板は下側電磁リフティングロールがONになると流れ方向Bに導かれ、 上側電磁リフティングロールがONになるとA方向の次工程へ振り分けられます。
 通板途中のサンプリングピックアップや、コイル継ぎ合わせ部分の取出に使用されています。

出側設備用電磁リフティングロール

 ラインスピード80m/min前後が多いですが、フォーシング電源との併用により最高330m/minの高速ラインの実績もございます。

出側マグネットコンベア配置図