励磁電源とは

電磁石を利用する際に必要なコントローラ
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電磁マグネット類を使用するには励磁電源が必要です。
これは直流整流器を基本とした、交流電源(AC)からの入力を直流(DC)に整流する励磁電源です。
電磁マグネットの能力を発揮するためには、使用する電磁マグネットの定格電圧・
消費電力等にあったものを選定する必要があります。 |
逆励磁、消磁回路、UPS付など様々な構成に対応可能
弊社製励磁電源は、標準のSEP-S型励磁電源と、SEP-R型逆励磁回路付励磁電源があります。 その他オプションで消磁装置付、UPS付、フォーシング回路など、設備仕様や容量に 合わせた電源回路を設計・製作しております。
逆励磁回路とは
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電磁石をOFFしても、吸着面の平坦なワークや磁気が残留しやすい材質の場合、
供給電源をOFFしただけでは釈放しない場合があります。
この場合、励磁電圧OFFと同時に逆電圧を瞬時通電することによって、
ワークに残った磁力(残留磁気)を消去する方法です。 |
消磁回路とは
逆励磁回路では取り切れない残留磁気を消去する場合に使用します。 N極S極を交互に複数回ワークに与える(交番磁界)ことで、ワークに残った磁気を打ち消します。 回数をできるだけ多く、また徐々に減衰させることで、より大きな脱磁能力が期待できます。
UPS付とは
UPS(無停電電源装置)とはUninterruptible Power Supplyの略で、
バッテリーを内蔵し停電時に機器に電気を供給するものです。
ご存じのように電磁石は通電しているときだけ磁石になるため、供給電源が絶たれるとただの鉄のかたまりになってしまいます。
吸着搬送中に電源が断たれた場合、事故につながる場合もあります。
とくに吊下搬送するリフティングマグネットなどは、ワークの落下などを防ぐためUPS回路付励磁電源として、
作動中に停電になった場合でも安全を確保しています。
フォーシング(FORCING)とは
電磁石の応答時間を短縮する必要がある場合に使われる特殊な電圧通電方式です。
通電初期に定格の数倍の電圧をかけることで、電磁石を高速立ち上げできます。
ライン速度が速く、特に高速応答性が求められる箇所に使用されています。
豊富な経験と実績
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電磁石の能力を十分に発揮するためには、使用目的にあった最適な電源装置を選択し用いることが必要不可欠となります。 |
廃番のお知らせ
申し訳ございませんが、以下の型式は廃番となりました。
後継機種につきましては弊社までお問い合わせ下さい。(2022/10/28)
SES-805,SEP-10B,SEP-5SB,SEP-5S,SEP-2S